前代未聞の「女東宮候補」として、上皇・八雲の院に集められた5人の姫君たち。宇治で貧しく暮らしていた火の宮もその1人となるが、高慢で強引な院のやり方に憤りを覚えていた。そんな中、殺人による脱落者がでる事態に…。