重大局面における翻訳は、自分の命や世界の命運がかかる、命がけの行為である。解決策があるかどうかもわからない問題を解決しようと、思案の末に跳躍を試みた人たちの、世界の歴史を決定づけた名訳・迷訳エピソードを通して、翻訳・通訳の本質を伝える。