南町奉行所の同心・本多圭吾は、卒中で急死したとされる田安家家老の墓を秘かに暴いた。玄蔵が狙撃したのではないかと睨んだ本多は、遺体を検分しその確信を深める。一方、玄蔵は狙撃しようとすると手に震えが出て、撃てない状態におちいっていた…。