あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる…。辻村深月が、学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くことなどについて、自らの体験を元に語りかけ、ともに「自分の言葉」を探していくエッセイ集。